昨年は15インチゲージを始めて以来の危機に遭遇しました。鹿部電鉄建設計画半ばにして6kgレールが生産中止になり、残りの線路敷設を諦めざるを得ない状況に追い込まれましたが、捨てる神あればのことわざ通り奇跡的にレールを入手することができて息を吹き返しました。
妄想トレインたるキハ40000の製作は、ご多分に漏れず遅れ気味ながら、台車に続いて車体がその姿を見せるところまで漕ぎつけました。本年は是非とも鮮やかな塗装に身を包んでせめてキクハとして完成させたいと思っています。
車両製作・整備と並行して既設線路の改修と新規線路の延長にも力を注ごうと考えています。体力的には厳しいものを感じており、どこまで計画(妄想)通りに進められるか甚だ疑問ではありますが、この歳になれば何より気力が大切であることはご近所の先輩高齢者が模範を示されているところであります。テニス、渓流釣り、カヌーと相変わらずの多趣味を楽しみながら、メインはやはり私のアイデンティティである庭園鉄道人生を享受することにあります。
新年のご挨拶代わりに、季節外れですが写真を添えておきます。