2025/11/18

冬支度

  毎年11月になると里でもチラチラ雪あるいはパラパラとみぞれが降ってきます。日差しは弱くなって晴れていても外の作業は辛いことがあります。歳のせいかもしれませんがそんなこと言ってられないので、例年通り道路際にある車止めを取り外して退避させる作業にかかりました。この部分は2015年に敷設したので枕木の腐朽が進んでいて、そろそろ作り替えなければと思っていた矢先、前の投稿の最後に書いている通り早速後ろ向きの仕事が目の当たりに出現しました。枕木と車止めの結合部分にあるスクリューがすっぽ抜けて分離してしまっているではありませんか。まぁ後ろ向きの仕事は来春のとっかかりにするとして、とりあえずは退避作業を完了させました。

取り外した車止め        除雪車の邪魔にならない場所に退避完了__  

 車止めの退避以外に冬支度は色々とあります。屋外作業台には万力を固定してあって普段はビニールシートをかけて雨をしのいでいますが、冬季は万力を取り外して屋内で保管します。作業台は多目的に使うわけで、万力に咥えた材料の切断、曲げ、仕上げ、レールのベンディング、塗装台、高所作業の足場など、その都度移動しますが冬場は物置の軒下を定位置にしています。もしもの事態に備えて作業台として使用できるようにするためです。ボール盤とチップソーは普段物置に保管していて必要な時に作業台上に置いて使いますが、冬季は使用することがないのでカヌー格納庫の奥に仕舞い込みます。木材や鋼材の端材もやはりカヌー格納庫に移動させます。少し広くなった物置には石油ストーブを出して、電車以外の家庭用品のチョッとした修繕作業(例えば割れた什器の接着)などが行えるように備えます。

 他にも植栽の雪囲いとか落ちた枝葉の処分、過剰に茂った(天に向かって伸びた)枝の刈払いなどもしなければなりません。足元がおぼつかなくなってきたので何かと気を付けていますが、とうとう歩いている時に不意に線路に躓いて転倒し、足首を捻挫してしまいました。若い頃なら一両日で痛みがなくなりましたが、リハビリ散歩もままならぬ情けない状況です。まぁ悪いことばかりではなく、過日前立腺治療中に見つかった腫瘍を組織検査した結果、ガンではないことが判明してとりあえずホッとしています。

 天気予報を見ると雪ダルマが並んでいよいよそんな季節に突入するようです。実家で処分しきれなかった書籍や模型に囲まれて今冬はこれまでと違った時間を過ごそうかと思っています。


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