2026/03/11

待避線(余談雑談) 春の陽気に誘われて

  鹿部では今冬降雪量が少なく、2月末にはあちこちで地面が露出してフキノトウが芽を出し、このまま春になるのではないかと思わせる日が続きました。その後辻褄を合わせるかのように湿った雪が降って重たい雪かきに苦悩しましたが、それも数日で融けて今日は朝から暖かい陽光が射しています。

 年明けの手術のおかげで体調は万全となり、差し控えていた運動や外出も復活、それで少し長めの散歩にでかけました。青空が広がり、空気が澄んでいることもあって陽が当たるとポカポカしますが、空気の温度はまだ一桁なので手袋がないと肌寒い感じは否めません。

 家を出て数分歩けば大きなリゾートホテルが建っています。数年前から休館していたところ、別の事業者が5月から営業を再開するとの情報があり、周辺では活気が戻ると期待が膨らんでいます。遠方からの鹿部電鉄訪問は便利になるかもしれません。

 ホテルの前にはゴルフ場が広がっています。ここも一度はほぼ全面的に芝が広がっていましたが、先日来またうっすらと雪に覆われてしまっています。ここのTグラウンドからは噴火湾の向こうに室蘭一帯が見渡せます。

 ゴルフ場の隣にあるのがリゾートのサロンです。デベロッパーの現地管理事務所があり、集会室や展望席が自由に使えてセルフサービスでコーヒーやお茶もいただけます。

 自宅近くまで戻って来たついでに函館本線の踏切に立ち寄りました。線路わきの残雪には動物の足跡が多数あり、上空からは北に向かって旅立つ白鳥達のにぎやかな鳴き声が聞こえてきます。

 自然に囲まれた雰囲気を満喫していると、はるか彼方から何やら轟音が響いてきました。音の主はレッドベア。8時半の函館行きを最後に客レは15時半まで来ませんが、カモツは1、2時間に1本くらいの割合でダイヤが組まれています(日によってウヤあり)。ここの線路は数十年来レール交換されていなかったので酷く凸凹しており、コンテナが揺れて脱線しないかハラハラしながら見守っていましたが、最近やっと整備されて普通の線路らしくなりました。大沼あたりまで全線の整備が完了するまで40km/hの速度制限はまだしばらく解除されそうもありません。

 何年か前の散歩中に撮影した線路の画像を思い出しました。脱線しかねなかった線路の旧談です。左は取り外して鹿部駅構内に積み上げてあったレール端面の摩耗状態、右は継ぎ目部を車輪が通過したときに叩かれて扁平に剝離変形した部分です。

 左は線路をズームアップした画像、右はそこを通過するトランスイート四季島、乗客はローカル線らしい心地よい揺れに酔いしれていたことでしょう。

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