2023/08/01

チップソー購入

購入した鋼材は即日防錆処理
 カヌー格納庫の雨漏りはまだ完全に止まってはいませんが、ブルーシート併用で屋根下への資材保管が可能となったので、鋼材や通販で購入した部品、軸穴加工した車輪などはそちらに移しました。鋼材の定尺は種類によって4m5.5m6mとまちまちで、購入してから格納庫に収まるように切断するつもりでいましたが、発注先から「配送は函館市内限定で、鹿部へは配送できない。」と言われました。長尺材の運搬を仕立便に委ねると運賃は非現実的な金額になるため、半分の長さに切断したものをご近所さんの軽トラックで引き取りに行き、その日のうちに脱脂とクリアラッカーの吹き付けをして保管しました。

 これらの資材を使用してTR27台車を製作するにあたり新たにチップソー切断機を購入しました。DIY用で価格が手ごろであり、当面の作業に必要な寸法の鋼材が切断できる物を選びました。作りが華奢で精度もあまり期待できませんが、手挽きの金鋸作業に比べると労力や切断面の平面度などでは格段の能率向上と仕上がりを楽しみにしていました。

チップソー(φ190)に軸受をセットした全景       刃先の様子         
 まずは試しに平鋼の切断をしたところ、直角度が悪いうえにハンドルにガタつきがあり「銭をドブに捨てた」のかと絶望しましたが、取扱説明書を読むと調整や固定方法が書いてあり、何回か試している内に重宝な機械だと思えるようになりました。

上部をカットした軸受
 前回の投稿で軸受ユニットをカットすることにしていると書いた通り、次にこのチップソーで端っこをカットしてみることにしました。ご覧の通り軸受ユニットは鋳物製であるのでつかみどころがなく付属の押さえ金具は役に立ちません。スペーサーを敷いたうえにシャコ万力で当て金に締め付けて固定し、刃物を押し込みました。平鋼に比べて鋳鉄は加工しやすいので火花も飛び散らず意外と簡単に試し切りができました。引き続いて8個の軸受ユニットを所定の寸法にカットし、台車製作の最大の難題の一つが片付きました。

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