このブログ始めて以来の長期休稿、2か月を超えて記事を書くのを止めていました。その前も待避線(余談雑談)ばかりで、一向にキハの製作が進んでいません。今年の屋外作業開始は4月になって駅の改修工事を始めたものの、「鉄っちゃんの特技」を買われて(と自分で勝手に思っています)次々と所属コミュニティのモノ作りに時間を費やしていました。さらに終わる見通しの立たない実家のガラクタ整理とその後始末に振り回されている間に体調を崩し、とうとう寝込んでしまったのでした。
まだ回復途上というか医師の見立てもはっきりしていなくて通院や検査入院が続いています。そんななかキハの車体製作は体力的負担が大きいので、体を動かせる日に1~2時間限定で手先を動かして作れるハンドクラフトに力を注いでいました。今年もテニスサークルの大会が9月に開催されることになっていたので、誰かに頼まれたわけでもなく対価が支払われるわけでもないのに、特技を発揮しようと密かに企てていたアイデアの具現化に没頭していたのでした。一昨年、昨年はお笑いネタで優勝カップや金メダルを作って喜んでもらいましたが、もう少し真剣にトロフィーらしき物を作ろうと考えていた頃、メジャーリーグのワールドシリーズでドジャーズが優勝した時に「これだ!」とひらめきました。そしてそれは繰り返し優勝者に授与することができる、つまり毎年どんな使い捨てトロフィーを作るのか頭を悩ませる必要がなくなるわけで、それでいて「手作り」らしさをいつまでも残せる逸品にしようと決めました。デザインテーマはパクリですが、盗作ではなくてパロディとして見てもらえる工夫をしました。
材料は木と竹と紙、切って貼って差し込んで、木工用ボンドや瞬間接着剤を駆使し、得意のパテとサーフェーサーで表面を整え(ごまかし)て、最後に金銀の塗料で仕上げると、ティファニー製トロフィーのレプリカが完成しました。「コミッショナーズトロフィー」で検索すると実物の詳細を知ることができます。あの大谷翔平選手が、メジャーリーグ優勝を果たしたときの画像を添えておきます。
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完成した優勝トロフィー |
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大谷翔平選手が掲げる本物のトロフィー テニス大会で優勝者に授与されたレプリカ |